『メディアアート 主役は誰だ』 展 Ver.2 -Who is the leading actor ? Ver.2- 2008年2月9日(土)-10(日)11:00〜19:00(受付は終了30分前まで) |
『メディアアート 主役は誰だ』 展Ver.2は昨年に引き続きメディアアートにおける「鑑賞者」「作品」「作者」の新たな関係性に目を向けることを目的に、サウンドパフォーマンス、デジタル漫才、インタラクティブアート、そして今年は更にワークショップを加え、多方面からインタラクティブな表現の可能性に迫るインタラクティブアートの展覧会です。 |
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Photo Gallery 当日の様子を写真でご紹介しています |
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併催:ラボテン (東京工芸大学 芸術学部 メディアアート表現学科 浅野研究室 学生作品展) 【開催主旨】 メディアアート、特にインタラクションを伴う表現では、鑑賞者、作品、作者の関係性には「作者から鑑賞者へ」といった一方的なものとは異なる関係性が存在する。作品は鑑賞者の参加を必要とし、鑑賞者が自らパフォーマンスすることにより作品は作品としての本来の姿を現す。更に作家自身が鑑賞者として作品に参加することで、作者と鑑賞者の間に新しい関係が生じる。 デジタルデバイスを用いたライブパフォーマンスでは鑑賞者や空間を巻き込むことで、或いはデバイスに自立性があることで、鑑賞者、作品、作者はそれぞれ違った関係性を持つ。それによって必ずしもパフォーマー自身がパフォーマンスの主導権を持たない新たな環境が生まれる。 ワークショップもまた企画側から参加者へ一方的に提供される環境とは大きく異なる。参加者自身が主役となることを促し、進行役がファシリテーターという促進者の役割を持つことで、特定の誰かが主導権を握ることのない関係性を創出する。 本展覧会では、「メディアアート主役は誰だ」をテーマに「サウンド系パフォーマンス」、「デジタル漫才」、「ワークショップ」、「インタラクティブアート」といった幾つかの異なる角度から作品を体験することで、鑑賞者、作品、作者のどこに表現の主体があるか、それぞれの「主役は誰」であるかということを浮き彫りにしていくことを目指す。また会場では東京工芸大学 芸術学部 メディアアート表現学科で実施されている、1〜2年生対象の演習で制作された、パワーポイントと自作デバイスを用いたインタラクティブ作品の展示と、MAX/MSPとGainer用いたインタラクティブ作品の展示を行う他、同会場のギャラリーでは同じく、東京工芸大学メディアアート表現学科でインタラクティブアートを専攻する浅野研究室の学生作品展「ラボテン」を併催する。 【開催概要】 開催日:2008年2月9日(土)-10(日)(土) 時 間:11:00〜19:00(受付は終了30分前まで) 会 場:東京工芸大学 中野キャンパス 芸術情報館 ホール ギャラリー 入場料:無 料 主 催:東京工芸大学芸術学部メディアアート表現学科浅野研究室 後 援:東京工芸大学 後援会 協 力:東京工芸大学芸術学部メディアアート表現学科 企 画:浅野 耕平 住 所:東京都中野区本町2-9-5 東京メトロ丸ノ内線・都営地下鉄大江戸線 中野坂上駅下車 徒歩8分 お問い合わせ:ad@pitapat.com (浅野) Yahoo!地図情報 Google Map 携帯サイトQRコード 【オープニングライブ】 オープニングライブパフォーマンス The Breadboard Band、[b] Laptop orchestra、BAAAK BONKDOM、sazae3 他 2月9日(土)17:30開始 〜 20:00終了予定 The Breadboard Band 電子回路を自由に組み立てるためのブレッドボードを用いて音楽を演奏するバンド。電子部品を目で見える形で提示し、回路を直接手で組み替えながら、最小限の要素によって音楽・映像表現を行う。 http://www.breadboardband.org/ [b] Laptop orchestra ベンティング・ラップトップ・オーケストラ。愛知芸術文化センターが主催する第2回「AACサウンドパフォーマンス道場」にて、選考委員の佐近田展康、水野みか子、三輪眞弘によるディスカッション/ワークショップ・プログラムを経て10月6日の本公演にて優秀賞を受賞。 http://technomaterial.org/ BAAAK BONKDOM バークボンクダム。かなしばりプロダクションに所属するローファイサウンドアートユニット。メディアアートの主役はアーティストの存在感と彼らの日常そのものではないかと疑う22歳と23歳。大学生。世界を楽器として捉えて表現している。 sazae3 マーとカズとイクミの三人組の陽気な人。主にベンディングした楽器で演奏を行なう。ハードロック・電波系ソング・シティミュージックを好んで聴き、敬愛するアーティストは、ジミヘンとPerfumeとミッキーマウス。マーはギターが弾けるが誇れることは特にない。カズはエクソシスト風に走るアーティストっぽい人。イクミはうまいこと言うDJ的なノリの人だ。果たしてカズは人間のままでいられるか。いま三人組が音楽会にやって来る! 【主な展示作品】 「風の音楽」鈴木莉紗 オルゴールを手で回すとシャボン玉が飛びだし、シャボン玉が銅のパイプにあたることによって音を奏でる作品。風まかせに飛んでいくシャボン玉が織りなすメロディは、一回性をともなって、今ここの場にしかない音楽となる。 「Little Light」浅野耕平 静かにガラス管を持ち上げると小さな灯りが灯る。動いてはいけない。ちょっとした動きでも灯りはすぐに消えてしまう。拘束された身体。自由な心。静かに誰かを思う時間を作りたかった。 【デジタルアニメ漫才ライブ】 アキラボーイ デジタルアニメ漫才ライブ NHKデジタルスタジアムでお馴染みの、そして日本テレビ系列「エンタの神様」出演で話題沸騰、あのアキラボーイが再びやってくる。アキラボーイとタヌキチ君をはじめとする個性溢れるキャラクターとの掛け合いは必見。 2月9日(土)16:00開始 〜 17:00頃終了予定 アキラボーイ 日本テレビ系列「エンタの神様」出演などで知られる、現在東京を中心としフリーで活動するお笑い芸人。過去、デジタルアートの世界で活躍する一方で、グラフィックデザイナー、CGクリエイター等の活動を行っていたが、2006年1月よりお笑い芸人に転向。リアルタイムに合成されるデジタルネタはまさに圧巻! http://www.akiraboy.com/ 【ワークショップ】 | ワークショップ アキラボーイのカラクリ写真館 | アキラボーイが二日間限りのカラクリ写真館を開館。お笑いライブで繰り広げるデジタルテクニック駆使し、参加する皆さん自身がいろんなキャラクターに変身!!さあ誰が一番主役になりきれるかな? 対象年齢:お子様から大人まで どなたでも参加できます。 参加費用:無 料 開催日時:2008年2月9日(土)11:00〜16:00頃終了予定 2008年2月10日(土)11:00〜18:00頃終了予定 概 要:デジタル変身装置に顔を入れるだけで様々キャラクターに変身できます。 思いっきりキャラクターになりきったお顔を写真で撮影し、 参加者全員でキャラクター掲示板を作成します。 所要時間:1回につき、約10分 ※何回でも参加できます。 企画運営:アキラボーイ、浅野耕平、辻沙織 | ワークショップ 佐藤真喜子『面喋(men talk)』 | 対象年齢:お子様から大人まで どなたでも参加できます。 参加費用:無 料 開催日時:2008年2月9日(土)11:00〜16:00頃終了予定 2008年2月10日(土)11:00〜18:00頃終了予定 概 要:NHKデジスタアウォード2005インタラクティブ/インスタレーション部門グランプリ 受賞作品「面」のワークショップを開催 「面」 人の顔をつくることができるハンコです。作品に触れていただける方々との出会いのしるしを、 せめて記憶とスタンプに残したいという欲求から生まれました。 髪型や顔の輪郭、目、眉、鼻、口にヒゲ、メガネ。 さらには、ほくろ、シワなど、300を超す顔パーツをゴム印で網羅し、モンタージュのように、 自分の顔や他人の顔を自由にスタンプすることができます。 所要時間:1回につき、約10分 ※何回でも参加できます。 企画運営:佐藤真喜子 【出展・出演者】 佐藤真喜子 1980年三重県生まれ。愛知県立芸術大学美術研究科デザイン専攻修了。「面」でNHKデジスタアウォード2005インタラクティブ/インスタレーション部門グランプリを受賞。現在は都内の広告制作会社に勤務する傍らの週末アーティスト。人と人との間にコミュニケーションを生み出すしくみやものをつくり続けて行きたいという思いで活動を続けている。 アキラボーイ 日本テレビ系列「エンタの神様」出演などで知られる、現在東京を中心としフリーで活動するお笑い芸人。過去、デジタルアートの世界で活躍する一方で、グラフィックデザイナー、CGクリエイター等の活動を行っていたが、2006年1月よりお笑い芸人に転向。リアルタイムに合成されるデジタルネタはまさに圧巻! http://www.akiraboy.com/ 鈴木莉紗 1983年神奈川県生まれ 2004年に英国ノッティンガムトレント大学交換留学、2006年武蔵野美術大学造形学部建築学科卒業 2007年より東京大学大学院学際情報学府文化・人間情報学コース修士課程在籍。 The Breadboard Band 電子回路を自由に組み立てるためのブレッドボードを用いて音楽を演奏するバンド。電子部品を目で見える形で提示し、回路を直接手で組み替えながら、最小限の要素によって音楽・映像表現を行う。 http://www.breadboardband.org/ [b] Laptop orchestra ベンティング・ラップトップ・オーケストラ。愛知芸術文化センターが主催する第2回「AACサウンドパフォーマンス道場」にて、選考委員の佐近田展康、水野みか子、三輪眞弘によるディスカッション/ワークショップ・プログラムを経て10月6日の本公演にて優秀賞を受賞。 http://technomaterial.org/ 浅野 耕平 アーティスト/東京工芸大学メディアアート表現学科助教。インタラクティブアートを専門とし、milia2000 NewTalentCompetition15Winners、DiVA展2005大賞他を受賞。KOBE2001ひと・まち・みらい21世紀未来体験博、第4回ソウル国際メディアアートビエンナーレ、上海eArts アルスエレクトロニカ展 他、展示実績多数。 http://www.asanokohei.com BAAAK BONKDOM 松岡将 佐野正和 sazae3 村上雅彦 齋藤和明 岩見龍平 石川達久 小山桂 東京工芸大学芸術学部メディアアート表現学科3年 小澤太一+矢野将吾 東京工芸大学芸術学部メディアアート表現学科1年 福島未佑+村上麻理香 東京工芸大学芸術学部メディアアート表現学科2年 上野菜美子 東京工芸大学芸術学部メディアアート表現学科2年 鈴木洋樹 東京工芸大学芸術学部メディアアート表現学科2年 住谷愛美 東京工芸大学芸術学部メディアアート表現学科2年 原島寛明 東京工芸大学芸術学部メディアアート表現学科2年 福島未佑 東京工芸大学芸術学部メディアアート表現学科2年 青山哲也+田中利幸 東京工芸大学芸術学部メディアアート表現学科1年 西郷天光+高橋淳+三代直樹 東京工芸大学芸術学部メディアアート表現学科1年 青島裕樹+石井真奈+後藤明日香 東京工芸大学芸術学部メディアアート表現学科1年2年 上村安廣+小野坂絢子+関清仁+籏野康弘 東京工芸大学芸術学部メディアアート表現学科1年2年 岩邉泰介+片倉杏奈+矢野哲太郎 東京工芸大学芸術学部メディアアート表現学科1年 |